「テキストを何度読んでも頭に入らない。読み始めて3分で眠くなる」
これが色彩検定の勉強を始めた頃の管理人のリアルでした。暗記が苦手、老眼でテキストの小さい文字がつらい、仕事の後に机に向かう気力がない。大人の学び直しあるあるです。
そんな管理人が試したのが「ブログに書く」という勉強法でした。公式テキストの内容を噛み砕いて、自分の言葉で記事にする。全10回のシリーズを書き終えた今、正直に言います。テキストを読むだけの勉強とは、理解の深さがまるで違いました。
この記事では、3級シリーズ全10回を書き終えた振り返りと、ブログ執筆×試験勉強の両立について正直にお伝えします。
- 3級シリーズ全10回を書き終えた経緯と振り返り
- 「書くために読む」が最強のインプットだった
- ブログ執筆と試験勉強の両立で苦労したこと
- これから色彩検定を目指す人へのリアルなアドバイス
なぜ3級シリーズを書こうと思ったのか
まず、そもそもなぜ公式テキストの内容をブログにしようと思ったのか。その原点を振り返ります。
テキストを読んでも3分で眠くなる大人の現実
色彩検定のテキストは、内容自体はよくまとまっています。でも、仕事や家事を終えた後の疲れた頭で読むと、びっくりするほど頭に入りません。
管理人の場合、PCCSのページを開いて3分で意識が飛ぶのが日常でした。色相番号、トーンの名前、配色の分類……。情報が整然と並んでいるからこそ、逆に眠くなる。この悩みが「テキストを読むと眠くなる人へ」というサイトのコンセプトにつながっています。
動画学習(オンスク)で概要をつかむことはできても、細かい用語や分類は結局テキストで確認する必要がある。でもテキストが読めない。この堂々巡りをどう打破するかが課題でした。
スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】「人に説明できるレベル」まで理解しないと書けない
転機になったのは、自作のPCCSカラーシステムアプリを作ったときの経験です。アプリを作るためにテキストの内容を構造化する必要があり、その過程で「あ、ここってこういう意味だったのか」と腹落ちする瞬間が何度もありました。
「読む」ではなく「自分の言葉で再構成する」ことで初めて理解できる。それなら、テキストの全範囲をブログ記事として書けば、全範囲が理解できるのではないか。これが3級シリーズを始めた理由です。
結果的にこの判断は正解でした。書くためにはテキストを何度も読み返す必要があり、「人に説明できるレベル」まで自分を追い込むことになるからです。

全10回を書いてわかったこと
3級シリーズ全10回を書き終えて、実感したことを振り返ります。
回を重ねるごとに「テキストが読める」ようになった
第1回のPCCSを書いたときは、用語の意味を確認するだけで精一杯でした。「ヒュートーンシステム」「色相番号」「トーン記号」——。ひとつひとつ調べながら、ようやく1記事を書き上げた記憶があります。
でも、第8回のファッション、第9回のインテリアあたりになると明らかに感覚が変わりました。「ここで使うベースカラーの考え方は、第3回の色相配色と第4回のトーン配色が前提だな」と、過去の記事で書いた知識が自然とつながってくるんです。
テキストの内容は最初から変わっていません。変わったのは、読んでいる自分の方でした。
特に理解が深まったテーマと苦戦したテーマ
理解が深まったテーマは色彩心理です。暖色・寒色の心理効果や、対比・同化などの視覚効果は日常の例が豊富なので、「なるほど、だからあの場面でこの色が使われているのか」と実感しながら書けました。書いていて一番楽しかった回でもあります。
苦戦したのは光と色・混色の回です。加法混色と減法混色は理屈がわかっても、噛み砕いて説明するのが本当に難しかった。「光を混ぜると明るくなる、絵の具を混ぜると暗くなる」というシンプルな説明にたどり着くまで、何度も書き直しました。
ただ、苦戦した回ほど理解が定着しています。書くために悩んだ時間がそのまま学習時間になっていたということです。


NotebookLMの図解作成が理解を加速させた
各記事にはNotebookLMで作成した図解を挿入しています。この図解を作る作業が、想像以上に学習効果がありました。
図解を作るには「この概念の要点は何か」「何と何を比較すればわかりやすいか」を整理する必要があります。テキストをなんとなく読んでいるだけでは気づかない構造が、図解を設計する過程で見えてくるんです。
例として、インテリアの「天井→壁→床の明度順」を図解にしたとき、安定と不安定を左右に並べるだけで一目瞭然になりました。言葉で説明するよりも図のほうが伝わるテーマもある。この気づきはWebデザインの学習にも活きそうです。
ブログ執筆と試験勉強の両立はできるのか
ここからは正直に書きます。ブログを書くことと試験勉強の両立について、きれいごとなしのリアルです。
正直、勉強時間は削られる
1記事を仕上げるのに、リサーチ・構成・執筆・図解作成・WordPress入稿まで含めると、数時間はかかります。その間、過去問演習や暗記の時間は確実に削られます。
「ブログを書く=勉強になる」のは間違いないのですが、それは「テキストの内容を理解する」タイプの勉強です。試験に受かるためには、過去問のパターンを掴む演習も必要で、これはブログ執筆では補えません。
でも「書く勉強」は過去問とは別の力がつく
過去問演習は「このパターンの問題にはこう答える」というパターン認識の力を鍛えてくれます。一方、ブログ執筆は「なぜそうなるのか」を構造的に理解する力を鍛えてくれます。
この2つは補完関係にあると思っています。構造的に理解していれば、初見の問題にも対応しやすくなる。パターン認識だけだと、少し問われ方が変わっただけで対応できなくなることがあります。
両方やると理解の深さが変わる。これは全10回を書き終えた今、確信を持って言えることです。
今の管理人の正直な状況。3級の基礎で止まっている
ここまで偉そうなことを書いてきましたが、正直に告白します。管理人は現在、3級の基礎の勉強で止まっています。
2級+UC級の6月ダブル合格を目指しているのに、ブログの執筆に集中しすぎて肝心の試験勉強が追いついていない。これが今のリアルな状況です。
「ブログで勉強になった」のは本当ですが、ブログだけでは試験に受かりません。ここからは過去問演習と暗記に比重を移して、巻き返していきます。この記事を読んでいる方で同じ状況の方がいたら、一緒にがんばりましょう。
これから色彩検定を目指す人へ
最後に、3級シリーズ全10回を書き終えた管理人から、これから色彩検定を目指す方へ。
ブログを書かなくてもアウトプット学習はできる
ブログ執筆は強力なアウトプット学習ですが、万人向けではありません。ブログを書かなくても、アウトプット学習の方法はたくさんあります。
ノートに自分の言葉でまとめる。友人や家族に「色彩検定ってこういう内容なんだよ」と説明してみる。クイズアプリで繰り返し問題を解く。自分に合ったアウトプットの方法を見つけることが一番大切です。
管理人の場合はたまたまブログとアプリ開発がフィットしました。でも「テキストを読むだけ」のインプット一辺倒から抜け出すこと自体が、合格への近道だと思います。


3級シリーズ全10回のリンクまとめ
3級シリーズの全記事を一覧にまとめます。気になる回から読んでみてください。
3級シリーズ 全10回
- 第1回:PCCSとは?ヒュートーンシステムの基本
- 第2回:色の三属性(色相・明度・彩度)
- 第3回:色相配色6種類
- 第4回:トーン配色と基本技法
- 第5回:光と色(加法混色と減法混色)
- 第6回:色彩心理(心理効果と視覚効果)
- 第7回:配色イメージ
- 第8回:ファッションと色彩
- 第9回:インテリアと色彩
- 第10回:色のはたらきと慣用色名










色彩検定3級をブログで学ぶという勉強法は大人の学び直しに向いている
この記事のポイントをまとめます。
- テキストを読むだけでは眠くなる → ブログに書くことで「自分の言葉で再構成」する勉強になる
- 「人に説明できるレベル」まで理解しないと記事は書けない。だからこそ定着する
- 回を重ねるごとに過去の知識がつながり、テキストが「読める」ようになった
- 図解作成は概念の構造を整理する作業。理解を加速させるツールになる
- ブログ執筆と試験勉強の両立は可能だが、過去問演習の時間は別途確保が必要
- ブログを書かなくても、ノート・口頭説明・クイズなどアウトプットの方法はたくさんある
- 大人の学び直しにアウトプット学習は相性がいい。自分に合った方法を見つけることが大切
3級シリーズ全10回、書き終えることができました。読んでくださった方、本当にありがとうございます。
管理人はここから2級+UC級の6月合格に向けて全力で勉強モードに入ります。2級シリーズはその後にお届けする予定です。引き続き、色彩ノートをよろしくお願いします。

